湯俣温泉晴嵐荘

湯俣温泉について about

湯俣温泉

北アルプスのふところに抱かれた渓谷の温泉小屋北アルプスのふところに抱かれた渓谷の温泉小屋

湯俣温泉は高瀬川の上流、湯俣川と水俣川の合流点にある。
標高1534メートル地点。
泉質は単純硫化水素泉、泉温は42度ほどで
心臓弁膜症や関節、筋肉の慢性リューマチに効能があるという。
湯俣川を少し溯った“地獄谷”と呼ばれるあたりには、
岩の狭間から湯をたぎらせる源泉や
地底の奥深くから湧き出る温泉の
成分に含まれる炭酸石灰などの沈殿物が、
長い年月をかけて堆積した白い丘で、
今も熱い湯が豊富に流れ落ちている。
また、噴湯丘の付近には豆粒大の白いあられ石が散見できる。
これは球状石灰石といわれるもので、
こちらも天然記念物の指定をうけている。
登山史上、この湯俣温泉は日本のバリエーション・ルート開拓の
一時代を担う舞台となった。
槍ヶ岳北鎌尾根末端部分に位置しているため、
”学習院、早稲田大学の幻の初登攀争い”や
不世出の単独登山家として知られる加藤文太郎、
名クライマーとしてその名を轟かせた東京農大の
松濤明両氏が壮絶に繰り広げたドラマの舞台となった地である。

柳原修一さんの著書『北アルプス山小屋』(東京新聞出版部刊)より引用

湯俣温泉晴嵐荘

TEL:0261-22-0165